「あなたは最近のデートでどんなお店に行きましたか?」

実はそこいマーケティングの本質があるのです

「雰囲気がいいから」

「SNSで話題になっていたから」

「口コミ評価が高かったら」

選んだ理由はそうしたことだったからかもしれません。

私たちは日常のあらゆる場面で、

知らず知らずのうちに

「マーケティングの力」によって行動を決めています。


では、もし私たち自身がそのマーケティングを

「使う側」になれたらどうでしょう?

マーケティングとは何か?

マーケティングと聞くと、

「広告を打つこと」

「SNSで宣伝すること」

といったイメージを持つかもしれません。


もちろんそれも一部ですが、

マーケティングの本質はもっとシンプルです。


マーケティングの神様と言われる

フィリップコトラーはこう述べています。

マーケティングの基本は

「売れる仕組みを作ること」と。


また今回紹介する本ではこう書かれています。


つまり、

価値をとどけるための一連の行動ということですね!


例えば、あなたがカフェを経営しているとしましょう。

おいしいコーヒーを提供するだけでなく

・どんな人に来てほしいのか?(ターゲット)

・どんな雰囲気やコンセプトが適しているのか?(ブランド)

・どうやって知ってもらうか?(プロモーション)

といった全てを考えるのがマーケティング。


これは商品の販売だけでなく、

個人のブランディングにも活かせるスキルです。


マンガ『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』で学ぶマーケティングの第一歩


そんなマーケティングを使うための第一歩として

今回紹介したい本がこちら!


この本はストーリーのマンガ形式となっているので、

非常にわかりやすくマーケティングの第一歩が学べます。


しかも、最後のプレゼンなどはかなり実用的!

実際に会社のプレゼンでも通用できるクオリティとなっています。


仕事のスキルアップを目指す人にも、

副業を考えている人にも役立つ内容です。


マーケティングを学ぶメリット

では、そもそもなぜマーケティングを学んだほうがよいのでしょうか?

それは「どんな状況でも成果を出せる人」になるからです。


1.会社員でも「売上を作れる人」は重宝される

現在、多くの業界で景気の低迷が続いています。

私も実際にコンサルタントとして仕事をしていますが、

会社の悩みの一番深い部分にあるのは

「売上がのびないこと」


そんな中において

「売上を伸ばせる人」

「利益を生み出せる人」

は会社にとって非常に貴重な存在。

マーケティングを学べばあなた自身の企業内での立ち位置、

市場価値もグッとあがるでしょう。


2.副業やフリーランスにも役立つ

副業でYouTubeを始めたり、ブログを書いたりする場合でも

マーケティングの知識は売上につながりやすくなるはずです。

基本的に対価=顧客への価値提供

である以上、

どのように価値を提供するかを真剣に考えるからです。


改めて本書を読むと、

頭ではわかっていても

如何に私自身もマーケティングを実践できていなかったかに

気付きました。

「わかること」と「できること」の間にはやはり

大きな差異がありそうです。


これに関しては最後に私自身も振り返ります。


『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』の内容紹介

あらすじ

物語の主人公は、新卒で入社したばかりのごく普通のOL。

ところが、ある日突然

会社の新規事業として一年前にはじめた

飲食店(イタリアンレストラン)の立て直しを命じられます。

「マーケティングなんて聞いたこともない!」

と戸惑いながら、

親戚ののマーケティングコンサルタントに相談し、

試行錯誤しながら

立て直そうと奮闘する物語です。


このストーリーの魅力は、

マーケティングに関する理解が、

物語によって具体的に深まること。


最初は「何をしたらいいのかわからない」

と悩んでいた彼女が、

少しづつマーケティングを学び、

実践し、

成果を出していく姿が描かれています。


自分の仕事の悩みと重なる部分もあり、

読んでいるうちに

「自分も挑戦しようかな」

と思えてくるのです。


自社の強みとは何か?

主人公がまずぶつかる壁は、

「うちのお店の強みって何?」という問題。


親戚のマーケティングコンサルタントは

主人公にこう問います。

でもこのあたりには

イタリアンなんていっぱいある

フレンチやカフェも居酒屋だってある

「当たり前だな」そう思った方も多いと思います。


ですが、一方で自分の通う大学、勤める企業

その「強み」を明確に言語化できるでしょうか?


コンサルティングをしていて思うのは、

社長でさえも意外と「強み」を明確にできていません。


ただ、あなたの会社にも必ず「選ばれる理由」があるはずです。

(なければ意識的に伸ばさないといけません)


本書では、その強みを見つける手段として

3つの軸(手軽軸・商品軸・密着軸)

という観点から整理されています。


ぜひ、一度自分の会社の「強み」について考えても

面白いのではないでしょうか。


マーケティングの4Pとは?

マーケティングを学ぶうえで欠かせないのが

「4P」と呼ばれる基本戦略です

Product(売り物);どんな商品やサービスを提供するのか?

Promotion(売り方):どうやって宣伝するのか?

Place(売り場):どの場所・チャネルで提供するのか?

Price(売り値):いくらで売るのか?


これらの要素をうまく組み合わせることで、

ビジネスの成果が大きく変わることがわかります。


本書では、具体的に、

主人公がこの「4P」を実際に考えながら

会社を立て直していく様子が描かれているので、


ちなみにこれは個人のブランディングでも全く同じことが言えます。

私の部署には全く異なる性格・強みを持つ2人のプロフェッショナルな部長がいます。


一人はスマートでザ・コンサルというイメージの部長

非常に仮説力が鋭く、

「商品軸」で勝負をしています。


4Pで考えると

Product:企業変革、会社戦略

Price:高価格帯

Place:メガバンクからの紹介

Promotion:会社HP、新聞、高級なスーツ・靴

といったところでしょうか


一方、もう一人は再生に関するプロフェッショナル

多少クセのあるお客さんでも、

ファンにしてしまい

「密着軸」で勝負をしています。


4Pで考えると

Product:事業再生

Price:低価格帯

Place:地方銀行からの紹介

Promotion:口コミ、よれよれの寝癖

といったところでしょうか


どちらも成果を出しており

プロフェッショナルであることは間違いがありません。

ただし、自分の軸を明確にして

4Pを合致させるということこそ、

非常に大事なのだと改めて思いました。


まとめ:明日からマーケティングを実践してみよう!

このマンガを読むことで、

マーケティングの本質を

「難しい理論」

ではなく

「実際の仕事の流れ」

として学ぶことができます。


・マーケティングの基本を楽しく理解したい!

・仕事で活かせるスキルを身につけたい!

・副業やビジネス役立てたい!


そんなあなたに、

『新人OL つぶれかけの会社を任される』

はぴったりの一冊です!


まずは気軽に手を取って、

あなたの仕事や生活にマーケティングの視点を

取り入れてみませんか?



余談:本ブログについて


本書を久しぶりに読み返して

個人的に思ったことがあります。


それは「わかる」と「できる」は別だということ。

改めて本ブログを見返していて

いかにマーケティングを意識していなかったかを

痛感しました。


みなさんに勧めた以上、

私も少し振り返ってみたいと思います。


何をベネフィットとして提供するのか?

共感とか悩みへの対処法をベネフィットとして提供したいと

思っています


生きづらい世の中で不満に思うことが多いです。

26歳の今だからこそ感じることも多いのでしょう。

でも一人で思っているだけじゃない、

こんなことを考えているひともいるんだ

とそんな「ほっとした」感覚を感じてほしいし、

自分もみなさんとの交流の中で感じたいと思っています。


あとは私は凡人なので、

こういうことをやってみたら変わったよ!

というTipsを仕事でも恋愛でも書いてみたいと思うのです。

特に最近は恋愛

男子校出身ということもあり結構わからない部分も多かったのですが、

最近はかなり女性との接し方がわかってきたなと思っています。

そういった変化を含めてぜひ共有できたらと思っています。


それでは、また!

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シイ

兵庫→愛知→神奈川、東京勤務でコンサルタントをしているシイと申します!強い経営✖️強い国づくりとは何かを考えみなさんと議論できればと思っています、(もちろんたまにゆるいことも!)よろしくお願いします!

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