いよいよ明日第50回の衆議院総選挙の投開票日ですね
みなさんは投票される予定はありますか?
自公連立が過半数を割るのか、
国民民主党やれいわ新撰組はどこまで伸びるのか
個人的にはなかなか興味深い選挙だなと思ってみています。
選挙なんて行っても無駄だよ
そういう気持ちもわかります。
ただ25歳の1有権者として、
選挙に対する思い、
また、私は神奈川7区ですので
誰を応援しているか
そんなことをつらつらと書いてみたいと思います。
親に昔言われたことがあります。
「野球と宗教と政治の話は外でするな、
揉め事に発展するから」
まあ名言ですね(笑)
ですが、大事だからこそ
意見が割れるからこそ議論が必要なのかもしれません。
政治に正解はないのでしょう。
だからこそせめてネット上では
議論を深められると嬉しいです。
選挙で可能なこと
選挙に行こう
そのフレーズを聞いたことはあると思います。
また、選挙に行けば社会は変わるとも。
しかし、現実的に選挙で可能なことには限界があることも
理解をしておかなければなりません。
世論調査を日々分析している
三春氏が非常に現実的な示唆を与えてくれています。
私たちはそれぞれが様々な悩みを抱え、
様々な問題意識を持ち、
あるべき未来社会を考えます。
しかし、選挙でできるのは、
1つ1つの政策を選ぶことでも
政策への賛否を表明することでもなく、
政策・実績・人柄などを総合的に評価して、
候補者や政党を選ぶことでしかありません。
また、その選ぶという行為もまた、
自ら候補者を擁立した一部の人たちを除けば
提示された選択肢によるものでしかなく、
投票する人は時に
「どちらがより愚劣ではないか」
という苦しい判断をつきつけられるのです。
『武器としての世論調査(三春充希著、2019、筑摩書房)』
投票したい人がいないから選挙に行かない
気持ちはわかります。
ただ、それは場合によってはより愚劣な選択肢を放置する
という結果にもなりうるのです。
自らの票を有効に活かす
では、そんな悲しい現実のなか
私たちの1票を活かすにはどうすればいいのでしょうか?
こちらも三春氏の方から引用させていただきましょう。
自分の1票をなるべく有効に使うためには、
情勢報道で当落戦付近にいる候補に
候補先を切り替える「戦略投票」
が重要になります。
(中略)
この場合だと、自民党の議席を減らしたいと考えるのであれば、
最有力の対立候補である吉田晴美氏に投票先を
切り替えることが有効です。
比例代表は様々な政党に議席獲得の余地があるのに対して、
小選挙区はそれぞれ最有力の一人しか
当選しないため、
野党に投票する人にとっては、
「比例代表は好きな政党に入れるが、
小選挙区では野党の最有力候補に投票する」
という判断が意味を持つわけです
『武器としての世論調査(三春充希著、2019、筑摩書房)』
小選挙区の候補者を好きな人・政党で選ぶという
方法ももちろんあるでしょう
ただ、どうしても死票になってしまう可能性もあるので、
票を活かす(多少なりとも社会の変化に役立てる)ためには
こうした戦略投票も手段の一つとして検討してもいいのだと思います。
神奈川7区
以上を踏まえた上で、
今回の神奈川7区の情勢を見てみましょう。
自民党の鈴木氏と
立憲民主党の中谷氏
が激しくデットヒートを繰り広げているようです。
「悪夢の民主党政権」
よく言われることですが、
そもそも失われた30年の9割を与党だった
自民党に関して
経済政策が強いと評価することはできないので、
今回は中谷氏に私は投票しようかと思っています。
とはいえ、立憲民主党も物価0%超目標
というわけのわからない公約を掲げていますので
本当に苦渋の決断です。
中谷氏には自身のHPで掲げている通り、
最低でも食料品の消費税は0にしていただくことを
強くお願い申し上げます
また、たまたま最寄駅にいらっしゃったときに
簡単にお話しを聞くことができたので、
皆様の参考に記載をしておきます。
(鈴木氏にもお話しを伺いたかったのですが、
私が通りがかったタイミングにおいて
最寄駅にはいらっしゃらなかったので残念です。
ただ、麻生氏に指示された可能性はありますが、
総裁選で河野太郎氏の推薦人になっていた時点で
正直個人的には票を入れることはないかなと思ってしまいました。)
中谷氏インタビュー
Q.なぜ野田さんを立憲民主党の代表選で推薦したのか?
A.元々小川淳也さんを推薦しようという動きがあった。
しかし、関係各所との調整があり、
小川さん擁立を諦めて、これまで支援をしてもらっていた
野田さんを推薦することにした。
ただ、推薦するにあたり、
中堅・若手の意見を聞いてくれるという条件をつけたので、
ジェンダー平等、食料品への消費税減税etcなどの
主張を約束している。
Q.野田さんも小川さんも全く消費税減税のイメージがないのですが…
A.小川さんに関しては偏向報道に基づいている。
現に5%の消費税減税法案を提出したときの政調会長は
小川さん。志を同じくしてやっている。
※このお話しを聞いたのは公約発表前です。
結局公約でも給付付き税額控除とかいう複雑な
仕組みを記載しているので、
全然意見が通っていないということになります。
中から立憲民主党を変えることができるのか、
その点についてはしっかり監視をしていきたい
と思っています。
比例投票先
では比例先はどこに投票すればいいのでしょうか?
(比例は自由な政党を選ぶことができます)
ここに、読売新聞の政策でのマッピング調査があります。
増税が嫌であれば、
シンプルに財政出動重視である、
れいわ新撰組、国民民主党、参政党のうち、
どこか好きな党にいれればいいのだと思います!
理由に関しては、この記事で解説をしています
たかが一票、
されど一票
少しずつでも生活を良くすために、
日本の景気を回復させるために
何ができるかを一緒に考えていければと思っています。
それでは、また!