先日、担当しているお客さんから以下のような相談を受けました
Excelで複数のシートから特定のものだけを抽出したいんですけど、お願いしてもいいですか?
いいですよ!!
あまり、便利屋さん的なことはしてないのですが(笑)
難しい作業でもないですし、多分全体の効率を考えたら私がやったほうが早いので
引き受けました!
今回は、Excelで複数の同じ形式でならんでいるときに、
特定のものだけ抽出する方法を紹介します!
皆さんの作業効率の向上、そして労働時間を削減し、
好きなことをする時間を増やすことに役立てると幸いです!
前提条件
Excelも万能ではないので、集計する場合ルールが必要です。
それは、同じ形式のシートが並んでいるということです。
例えば、以下のような形式であれば大丈夫です。
それぞれ、「A拠点」「B拠点」というシートにおなじ形式で
商品と販売金額が並んでいる形式です。
りんご、みかん、なし、ももが同じ順番で並んでいますよね!
逆に以下のような形式が混ざっていれば今回の方法では難しいです。
商品の順番が先ほどと違っていると思います。
(正直この場合でも集計はできるのですが、一つ難易度があがるので別で紹介したいと思います)
ルール的に、同じ形式(フォーマット)を使うということから
社内で徹底していきたいですね!
抽出する方法
さて、それでは早速特定のものを同じ形式のシートから
集計する方法を共有します!
それがINDIRECT関数を使うというものです!
INDIRECT関数ってなんだ??
INDIRECT関数とは、他のものを参照する関数です
実際の例で見た方がわかりやすいと思うので、画像つきで進めますね!
例えば、先ほどの例で各拠点のりんごの販売数を月次でまとめるとします。
その場合、以下のような算式を組みます
少しだけ式について補足をしておくと、
Excelでは!はシート名を意味します
そのため、難しいことはしておらず
「A拠点シートにあるのC4の値を参照して」とお願いしているだけなのです!
すると、実際に各拠点のりんごの販売額だけが集計されるのです。
意外と簡単でしたよね?
しかも先ほどの式をコピーすれば、一瞬で集計できるので時間短縮にも繋がります
ぜひ、皆様が直面する様々なパターンで使ってみてください!
おわりに
「こういう場合はどうすればいいの?」そんな疑問があれば
コメントいただけますと返せる範囲で返したいと思います!
それでは、また!!