参院選2025が終わりましたね
国民民主党、参政党の躍進
そして与党の惨敗
そのなかで石破総裁は居座るという
過去の自分を否定するような
面白い政局がつづいているなか
今回はれいわ新選組の窮状と
今後の方向性(仮説)について考察してみたいと思います
ちなみに最初に断っておきますが、
私は特定の政党の支持者ではありません
ただ、積極財政を掲げる党・個人をリベラル・保守に関係なく
応援したいと思っています
れいわ新選組の窮状
まず、なぜれいわ新選組が窮状なのか?
ここに京都大学の藤井聡先生が面白い分析をしています
今回の選挙では緊縮財政を掲げる政党から
積極財政を掲げる政党へ票がシフトしたと
とても面白い分析ですし、
インフレが進行するなか
ほんとうに生活が苦しいという悲鳴のようにも映ります
そんな積極財政を掲げる党の中で一番伸びていない政党はどこか?
表からも明らかですが、
実はれいわ新選組なのです
もちろん、改選前2議席→改選後3議席となり伸長はしていること、
今回自民党から削れたと想定されるのは保守票であり、
それが国民民主党や参政党にながれたと推定されること
(れいわ新選組にはこない票)
という話も理解はできます
一方でいち早く「消費税廃止」を掲げた
本家本元の積極財政を掲げる党であればこそ
それでももっと伸びる素地があったにもかかわらず
「頭打ち」状態と言えるのではないでしょうか
さてこの頭打ちの状態はなぜ起こっているのか
本記事ではこの原因を経営学的な視点から探るとともに、
今後の対応策(仮説)も考えてみたいと思います
コッターの8段階のプロセス
経営学で有名なある組織の変革プロセスについて紹介します
それがジョン・コッターが唱えた
8段階のプロセスモデル
組織を変革するためにはこの8段階のプロセスが必要と言われています

コンサルの現場でもこのモデルはよく使います
例えば、せっかく時間を割いて策定した中期経営計画が「絵に描いた餅」
となり実行にまで至っていないという悩みを抱えている
会社様は多くいらっしゃいます
なぜ、実行がおろそかにされ、計画を引き出しの中にしまってしまうのでしょうか?
いろんな要因はあると思いますが、
個人的に大きいと感じるものは
「腹落ち感」です。
「社長はこんなこと言ってるけれど、無理だろ」
「普段も忙しいのに、こんなに新たなことできないよ」
トップダウンで、指示してしまえばどうしたって
こういった不満が出てきてしまいます
では、どうすればいいのか?
そういった時に使用するのがこの8段階プロセスです
具体的な支援事項としては、
まずはある程度(例:部長)以上の選抜メンバーを選定します
そしてメンバーとともに会社の現状分析をします
いわゆるSWOTみたいな話含めて
自社の強みは何か、何が脅威なのかという
共通認識を図ります
そして、3・4のフェーズでは、
現状分析に基づいた会社の認識から、
中期経営計画を策定し、全体に発表します
自分たちで作るから、計画に対する納得感が生まれるという
仕組みです
ですが、ここまでではだめなのです!!!!
中期経営計画というのは新たな取組事項など
現場に負担を要するものです
ゆえに、納得感があったとしても長続きはしません
そこで大事なのが6.短期的な成果を実現する
というプロセスなのです
これは中期経営計画では、
半期発表会といった形式で実施することが多いです
要はこの取り組みはうまくいっています、
実際にこういった成果がでています、
これもみなさんのおかげです
と言ったふうに承認欲求を満たしてあげることが重要なのです
国民民主党とれいわ新選組の対比
さて、意識的なのか無意識的なのかはわかりませんが、
このプロセスを完璧にこなしている政党党首がいます
それは国民民主党党首、玉木さん
彼は、2024年の衆議院選挙で
28の議席を獲得し、躍進してから
年収の壁を全然従来の政策とは違ったとしても
確かに少しは動かしました
わずかであったとしても実際に成果をあげたのです
足元では、ガソリンの暫定税率廃止も実施されそうになっています
つまり、実際に国民にとって短期的成果を実現したのです!
こうすると、選挙に行った、ビラ配りをした
そういった大変な行動をした支持者のメンバーも
苦労が報われるでしょう
それだけではなく、玉木さんは、
「まだ議席数が少なく、十分な実現には至らなかった」
「さらに議席を増やして欲しい」
と述べ、今回の参院選でも躍進を果たしました
経営学的視点から見ても確実に
7・8のステップを登っていると言っても
過言ではないでしょう
躍進のうねりは今後の続いていくと予想します
一方で、本題のれいわ新選組
代表の山本太郎さんは、
「何を実現できたんですか?」というマスコミの問いに最近こう答えています
「数年前、国会のなかに消費税減税を言い出す勢力はいなかった」
「れいわを少しづつ推し広めてくださったみなさんのおかげで、
少なくとも今は何かしらの消費税減税を野党は主張している」
これは本当にそうだと思います
ですが、どちらかと言うと今のれいわ新選組は
与党よ野党に対して攻撃することを存在意義として見出して
しまっているように見えます
「選挙前だけ消費税減税のことを主張し、
選挙後には言わない政党が多い」と
それも事実なのかもしれません
しかし、本来的にはそこを攻めたところで、
消費税減税には近づかないのです
ここがポイントです
ワンイシューである、消費税廃止
これをどんな形であれ、前進しているからこそ、
支持者はついてくるのです
そうであればこそ、
与党も野党も対応しないことを責めるのではなく、
どれだけ数がすくなかろうが、
消費税減税を言ったのであれば、
野党まとまって案を作りましょう
とリーダーシップを発揮することこそ求められているのです
どうしても力点が違っているように見えます
過去、おそらく最も票が選挙間で伸びなかったれいわ新選組
その貨幣観と熱量は本物であると感じているからこそ、
戦略の見直し、そして何かしらの成果を実現し、
「いれてよかった」
「任せてよかった」
そう思える中規模政党に進化をして欲しいと切に思います
なによりリベラルで括るのであれば、
立憲民主党から票を根こそぎとってほしい笑
すこしでも、幹部・支持層の皆さんに伝わると嬉しいです、
それでは、また!!