最近引っ越しの準備をしていて気づいたことがあります。

それはメルカリで売ることができるものが少ないということ。


ニンテンドーのスイッチライトやそのカセットは

わずかな金額で売却できましたが、

他にリセールバリューを持っているものを

ほとんど持っていなかったのです。


段ボールをいくつも詰めながら、ふと立ち止まりました。

自分はこれまで何を手に入れてきたのだろうと。


ものはそれなりにもっているのです。

本も服も電子機器関連も。


けれど、リセールバリューがつくほどしっかりしているものは

探してみてもないのです。

それこそ服はユニクロばかり。


なぜこうなっているか考えたときに

浮かんだのは一冊の本でした。

それは古典的名著である

『金持ち父さん、貧乏父さん』


次の一文が強く心に残っています。

金持ちは資産を買う

貧乏人の家計は支出ばかり

中流の人間は資産と思って負債を買う

消費はできるだけ抑える。

見栄のための買い物はしない。

使った瞬間に価値が消えてしまうものには手を出さない。


理性的な生き方だと思っていました。


けれど、引っ越しを機に持ち物を眺めた時、

別の問いが浮かんだのです。


私は支出を避けることに集中するあまり、

「資産を買う」という発想を

ほとんど持っていなかったのではないか、と。


確かに浪費はしていない。

しかし、換金できるものもほとんどない。

時間が経つほど価値を保つ、

あるいは高めるようなものを、

私はどれだけ持っているのだろうか。


支出を減らすことと、

資産を築くことは、

似ているようでいて、

実は全く別の行為なのかもしれません。


最近ずっと昔から欲しかった

KINUJOのドライヤーを購入しました。


今まで1万円以下のドライヤーを使用していた私にとっては、

乾かす速度やまとまり感、

何より軽さ・扱いやすさにとっても感動しました。


最近読んだ機嫌がいい状態でいるために

簡単にできる習慣を紹介したこちらの本の一節にこんなテーマがあります。

「安いから」ではなく、「本当に欲しいから」買う

(中略)

予算との兼ね合いを考える必要はありますが、

妥協して安いものを3つ買うより、

本当に欲しいものを1つ買ったほうが、

使っていて気分がいいはずです。

経営と同じなのかもしれません。

支出を抑える人生は、守りの姿勢です。

けれど、資産を持つ(投資をする)という行為は、

未来に対して意思をもって賭ける行為でもあります。


私は無駄遣いはしなかった。

しかし同時に、

自分の人生を豊かにする「価値ある所有」にも

十分に向き合ってこなかったのではないか。


段ボールの山を前にして、

私はふとそんなことを思ったのです。


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シイ

東京勤務でコンサルタントをしているシイと申します!強い経営✖️強い国づくりとは何かを考えみなさんと議論できればと思っています、(もちろんたまにゆるいことも!)よろしくお願いします!

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