アウトプットってどうすればいいんだろう??
今回は、そんな方に向けて
昔書評を書いていたときにおすすめされた
『黄金のアウトプット術』についてレビューしてみたいと思います!
この本を読めば、アウトプットする意義とその手法(書き方、話し方、見た目etc…)
についてもと日本マイクロソフト株式会社代表の成毛さんの
考え方を知ることができます
contents
本の印象
本のキャッチコピーが秀逸ですね
「大衆を脱出したけりゃ、情報を吐き出せ」
「勉強と教養はもういらない!」
どんな職場でもそうですが、
「勉強してください」と言われることは多いでしょう
他方で、「それだけで本当に大丈夫か?」との視座を
与えてくれる面白い本です
読者の想定
読者は2パターン想定されると思っています
一つ目は、
「勉強をしているが、身についた気がしていない人」
具体的には
日々読書など勉強をしているものの、
右から左へ流れてしまっており、
本当に身についているか自信がない人です
2つ目は、
「アウトプットをしてみたいけれど、アウトプットの手法がわからない人」
例えば、
ブログなどを書いているが、いまいちしっくり
書き方が定まっていない人です!
本の中身①:アウトプットをする意義
アウトプットってなぜする必要があるの?
そんな疑問を持っている人も大丈夫です!
のちほど詳しく触れますが、
簡単に言うと、大衆からの脱出を図るためというのが
成毛氏の主張でしょうか。
何を考えているか表現する(アウトプット)
↓
考えていることがわかるので周りから関心・好感を持たれる
↓
大衆からの脱出を図れる
このプロセスを踏みましょうということだと思います
本の中身②:アウトプットの具体的作法
意義はわかったけど、具体的にどうすればいいの??
そんな疑問に対しても丁寧に答えてくれます
一番簡単なのは書くことということなので、
若干書くアウトプット手法に重きを置かれていますが、
他にもプレゼンの仕方、見た目、対話術に
ついても触れられています
ちなみに、この書評は記載の方法に基づいて
書いているので、もし構造がわかりやすいと思った方は、
ぜひ一読してみてください!
引用① :「男は黙って」の時代の終焉
時代は昭和から平成に変わり、また新しく変わろうとしている今、
SNSで何一つアピールをしていない人間は、
SNSに存在していないに等しい。
そして、SNSをアクティブに使っている私のような
人間にとっては、
SNSを使っていない人間は、この世界に存在していないに等しい。
そういうほとんど存在していない人間に、誰が声をかけるだろうか、
プロジェクトに誘うだろうか。
仲間になろうとするだろうか。
「男は黙って」などと言っていると、周囲から忘れ去られるだけである。
『黄金のアウトプット術」(成毛眞著、ポプラ新書、2018)
痛烈ですね、実は私もSNSが苦手なのですが、
確かにネット上で人格がわかるひとと全く情報がない人では
前者に頼ってしまうと思います
引用②:人を褒めるならアウトプットを褒めろ
警戒心を弱めてもらう方法はある。
それは、相手の仕事をリスペクトしていることを伝えることだ。
ここで重要なのは、リスペクトの対象を相手の存在そのものではなく、
アウトプットとすることだ。
『黄金のアウトプット術」(成毛眞著、ポプラ新書、2018)
確かに経験則上もこれはとても大事なことだと思います
社内でパワポ作成が得意な人に
「とても綺麗で見習いたいです」と言えば
最新作を見せてもらえるようになったことがありました
もっと素直にこれ異性にやるともてそうですね 笑
私も改めて意識してみます!
著者紹介
成毛氏は、1986年に日本マイクロソフト株式会社に入社し、
1991年に36歳で同代表取締役社長にのぼりつめた人物です
社長就任までのインタビューとかは見当たらなかったのですが、
もしかしたらアウトプットを続けてきたからこそ
成果をだせたという背景があり、
本書を出版されたのかもしれませんね!
個人所感
今や、若い人はほとんど知っている
アーティスト、YOASOBI
ikuraさんがどのようにボーカルに決定したかご存知でしょうか?
https://www.billboard-japan.com/special/detail/2948/
上の結成の経緯のインタビューでも少し記載がありますが、
Ayaseさんが、ikuraさんをボーカルにスカウトしてから
YOASOBIは始まりました
そして、スカウトした理由は、
ikuraさんがplusonicaという音楽ユニットで、
Youtubeに自分の歌(アウトプット)を載せており、
自分の曲に合うとAyaseさんが感じたからということです
もちろん、ikuraさんが成功したのは
本人の才能と努力の賜物でしょう。
他方で、それを発信し続けた(アウトプットをしていた)
という側面も見逃せません
何者でもない自分が
何者かになるために
私もアウトプットを頑張りたいと思います
それでは、また!!